本当の宗教の見分け方
今や宗教界は下降期とも言われている。宗教の加入人口の減少に伴い、信徒獲得に心血を注いでいると思われる。だが、その勧誘の在り方に疑問を感じたことがあった。そこで、本当の宗教とは何かを、再度原点となる基本に返って、反省吟味するべき時ではないのかと考えていた。 その折、外国人の宗教者から見て、日本人の宗教の形態がおかしいと思った考えを表した文章に出合った。 読んでみれば、日本においての宗教批判が入っているが、非難の言葉でなく、真実の姿に立ち返って欲しいと 言う、宗教者としての願いであろうと思わされた。 内容は実例を挙げながら、本来の教理、教義を探りながら実情のおかしさを指摘されている。この発言には問題を起こしそうであるが、あえて編集者として歴史の経過、原典の真意を知ることで、真摯に宗教を捉え、信仰の大切さを示すものだと確信する。 日本人のすべての人に読んで戴きたい本であると推奨する。
定価:本体1200円[税別]
著者:アブシャロム・ヤコブ
サイズ46判・ソフトカバー: 178ページ
ISBN-13: 978-4-909170-18-7
商品パッケージの寸法: 18.7 x 12.8 x 1 cm
|