作・木村敦子(きむら・あつこ):1941年東京に生まれる。三浦綾子さんの著書『氷点』に出会い、旭川六条教会員となる。
1988年、松戸教会に転入、家庭集会を始め20年。2010年、日本ナザレン教団青葉台教会に転会し、家庭集会を継続中。
現住所、〒225-0001 横浜市青葉区美しが丘西3-14-11 。
今もらっていちばんうれしいもの、それは、はがきと手紙です。1枚のはがきを多くの人が見て、なぐさめ、励まし、気づき、力を感じていただけたら、すばらしいことだと思います。
夫の転勤にともない、札幌、苫小牧、旭川、島根、福島、大阪、兵庫と各地から親や友人に近況を伝えるはがきを書いたことがはじまりです。そして、現在は毎月の家庭集会への招きのはがきへとつながっています。
人生のひとこまとして、自分への1枚を手元に残すようになり10年たちます。
私は直筆本がすきで、今まで3人の方に短歌や祈りの本を書いていただき、朝の祈りのときに使っていますが、あたたかく、読みやすく、まさしく神からの手紙のように、朝から豊かな心にしてくれます。そして人間の書いた字のすばらしさに、心洗われるのです。
でもこの世にたった一冊の本です。こんなにぜいたくなことはありません。はがきも手紙も直筆で、毎日のように書いています。
短いことばで、今、その人に必要なことばが書けるよう、これからも、もらってうれしい、はがきを書かせていただこう。