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聖書とがん ―「内なる敵」と「内なる人」―

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聖書とがん ―「内なる敵」と「内なる人」―


これまで多くの著書がある、がん哲学・樋野興夫先生。全国で展開されている「がん哲学外来」やメディカルカフェに自ら赴き、講演や、またがん患者さんやご家族との面談など精力的に活動されています。その力の源は新島襄、内村鑑三、新渡戸稲造という日本を代表する三人のキリスト者から学んだ聖書です。樋野先生が本当に書きたかったのは、まさにこの本であったと思わされます。

定価:本体1,600円[税別]
著者:樋野興夫(ひの・おきお)
サイズ46判・ソフトカバー:216ページ
ISBN-13: 978-4909170-23-1
商品パッケージの寸法: 18.8 x 12.8 x 1.2 cm



内容紹介
「がん哲学」の原点は聖書にあります。
突然変異によりがん化する一個の正常細胞。そして深く静かに侵攻し人体を支配しようとするがん細胞と、それに立ち向かう神の被造物たる人間の戦い方。すべてが聖書に登場する出来事、先人たちの信仰、神・キリストの言葉に重ね合わせることができます。
がん宣告された多くの人たちが持つ「まさか。なぜ自分が?」という問いに答えはあるのでしょうか。医学的な側面だけでは解決し得ないこの問題に自ら問い、戦い続けるがん患者たちに聖書は何を語り、何を伝えようとしているのか。病理学者として、「がん哲学」創始者として、また一人の人間としてがん患者と向き合う樋野興夫の集大成がここにあります。
「がん哲学外来」の、ユーモアに溢れながらも高邁な理念を掲げた活動の記録もあわせて収録。がん患者とそのご家族、ご友人、必読の書です。

目次(抜粋)
第一章 「神はがんをも創られた」のか
第二章 イブの心に巣食ったもの
第三章 ヨブを本当に苦しめたもの
第四章 「なぜ自分が?」の答え
第五章 がんを知り、がんに学び、聖書に求める
第2部 「21世紀のエステル会」
第一章 「この時のためであるかもしれない」
第二章 教会でも「がん哲学外来」
第三章 遣わされる喜び
第3部 「心に咲く花」〜がんと共に生きる〜

著者紹介
樋野興夫(ひの おきお)
医学博士。順天堂大学名誉教授。新渡戸稲造記念センター長。順天堂大学医学部(病理・腫瘍学)客員教授。一般社団法人 がん哲学外来理事長。恵泉女学園理事。東京女子大学理事。
1954年島根県生まれ。癌研究会癌研究所、米国アインシュタイン医科大学肝臓研究センター、米国フォックスチェイスがんセンターなどを経て現職。2002年癌研究会 学術賞、2003年高松宮妃癌研究基金 学術賞、2004年新渡戸・南原賞、2018年朝日がん大賞、長與又郎賞。