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7粒のしずく

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7粒のしずく

タイトルは「キャリーのお仕事」「ピンキーの手鏡」「ハナコの望み」「サトルの知恵」「タロウの宝物」「ビリーのお友だち」「トントンの夢」と、あっさりとしているが、物語のテーマは、“アイデンティティーの問題”であったり、“思春期の子育て”であったり、“神と人間の関係”であったり、“隣人愛”であったりと、なかなか重厚である。それぞれ、可愛い動物キャラが語っているからこそ、微笑みながら、向き合うことができる貴重な素材と言える。

定価:本体740円[税別]
著者:高橋めぐみ
四六判: 94ページ
ISBN-13: 978-4-909170-11-8
商品パッケージの寸法: 18.2 x 12.8 x 0.7cm
サイズB6判





内容紹介
7粒のしずく
犬や猿などの動物パペットが主人公の心温まる創作物語。横書きで、可愛いイラスト入りなので、一見、子ども向け童話かと勘違いしそうだが、擬人化されたパペットの言動から、生きるための愛と勇気、知恵と力などを与えられる奥深い展開となっている。7つの話に順番はないので、それぞれ短編ではあるが、ひとつひとつ、じっくりと味わってほしい。対象は、小学校高学年から大人全般、高齢者まで、誰でも楽しく読める。

目次
  はじめに
1 キャリーのお仕事
2 ピンキーの手鏡
3 ハナコの望み
4 サトルの知恵
5 タロウの宝物
6 ビリーのお友だち
7 トントンの夢

著者について
高橋めぐみ
25歳の時から40年余り、腹話術に携わってきた。現在は腹話術を指導しながら、ノントーキング(無声)の形で、動物パペットを使って演じている。40年間も腹話術の台本を書き続けてきて、とうとう、「動物パペットが人間の手を離れて、自由に動き、語る」世界を描きたいと思うに至り、この『7粒のしずく』が誕生した。「ドラマ腹話術」とか、「ハートフルパペット」とか、いつも誰もやらないことを始めるユニークな自分に、時々戸惑っている。

著者略歴
1952年、群馬県高崎市生まれ。19歳の時、クリスチャンとなる。その3年後、神学校に入学。在学中に腹話術と出会い、以後、思いがけず「ゴスペル腹話術師」となって、諸教会を巡った。10年後、アメリカに留学した際、芸術としての腹話術に圧倒され、ますます腹話術に傾倒していった。2006年に現役を引退し、その5年後「ゴスペル腹話術クラブ」の講師となる。2012年から「神の子ミニストリーズ」代表。キリスト教東京鵜の木教会伝道師。
著書に『イエスのまなざし』『キリストにあって生きる』『キリストと出会う』他。