この本は、不思議な力を持った本です。 読者であるあなたは、まず最初に、この本を手に取り、各章ごとの美しい花の写真を目にすることにより、自然に心が優しく、温かくなってくるでしょう。
内容紹介
この本は、不思議な力を持った本です。 読者であるあなたは、まず最初に、この本を手に取り、各章ごとの美しい花の写真を目にすることにより、自然に心が優しく、温かくなってくるでしょう。目から入る明るい光と優しい色により、心の中に、明るい希望の光と明るいきざしが、確かに入ってくることを、あなたはお感じになられることでしょう。 次にあなたは、一章ずつゆっくりと文章を読み進めていって下さい。そうしますと、各章の一節一節のことばが、あなたのお心の内側を温め、ほぐしてやわらかくしてゆき、あなたのお心の深くに埋もれたままにされていた古いとげや、あなたを長い間苦しめていた古い傷が修復され、一つ一つの痛みが和らいでゆくことを、感じることでしょう。 そのようにして、何度も何度も繰り返してこの本を読む度ごとに、少しずつではありますが、あなたのお心がほぐされ、温められ、やがてはたいへんに心地良い安堵感に包まれてゆくことでしょう。 そうです。それは、あなたがお母様の胎の内におられたあの時の安堵感と同質のものなのです。 あなたはお母様の愛の内に包まれ、そうして神様の愛の内に包まれ、抱かれて、安心してすやすやと心地良い眠りに就くことができるはずです。 そうして、再び目を開けるその時には、御自分の目の前におられるお方、御自分を見つめて下さっているお方の温かいまなざしを感じることができるようになるでしょう。 そうして、この本を全て読み終えた時には、あなたは、まるで御自分が今までずっと神様と相対してお話をしていたかのような、不思議な安堵感に包まれて、真に温かい心持ちになられるに違いありません。 その時に、あなたのお心の中にあって、あなたを苦しめていた、一つ一つの傷や痛みが少しずつ癒されてまいります。 どうぞゆっくりと、少しずつ、一章ずつ読み進めていって下さいね。決して急いで読み進めようなどとお思いにならないで下さいね。 ゆっくりゆっくり……そうです、静かな公園の小路を散歩する時のように、ゆっくりとです。時々立ち止まって花を摘んだり、小鳥や子犬とお話をしたりするような、ゆっくりとした歩調で読んで下さることをおすすめ致します。 どうぞ、この本と共に歩む、あなたの一年の歩みが、安らかでありますことを、私はお祈り申し上げております。 2013年 初春 菊地律子 *〈序文〉と〈あとがき〉を先にお読みになることをお勧め致します。
レビュー
私がこれからお話しようとしていることは、すべて神の霊感によって書かれたものであります。それは、聖書の中に出てくる、各々の時代の預言者がそうでありましたように、私もまた、神からの霊感を受けて、ただ、神のおことばの通りに従い、「私 の手をどうぞお使い下さい」と言って、手を使っていただいているだけなのですから、私はただの器にすぎないのです。 そうして、このお話が書かれる目的は、この世の人々に対して、神様が、あの恵みに満ち満ちた時代と同様の祝福を、再び与えたいという強い思いを持っておられるのだということを、私たちが理解できるように、と神様がお考えになられて、ご計画されたことなのだそうです。 --イーグレープ
ある人にとっては信じ難いことでありますし、「疑いを持って読まれることになるだろう」と神様はおっしゃっておられます。 「けれども、ある人にとっては、あの悪魔から来る悪い習慣や恐れ、思い煩い、などのさまざまな悪いものから解放される糸口になるであろう」と神様はおっしゃっておられます。 「おそらく人々は、覆いがかかっていて今まで見えていなかった世界に対する、恐れ多い気持ちや、思い煩いに対する、重荷を降ろす秘訣などを学ぶことになるであろう。更には、愛とは、愛するとは、愛し合うとは、どのようなことなのか。愛によって行動するとは。愛によって生まれ変わった人とは、どのようなことを考えて行動するのか、ということを学ぶのに役立つであろう」と神様はおっしゃっておられます。 「思いの中に働きかける神の御声を聞きつつ歩むクリスチャンの人生とは、このように実りの多いものである、ということを、あなたがたは知ることになるでありましょう」と神様はおっしゃっておられます。 あなたが、このことを信じて下さるかどうか、それはもう、あなたの心の在り方にお任せするしかないのですけれど、あなたが心を開いて読んで下さいますならば、必ず答えは見つかるのではないかと、神様はお考えなのです。そのことの判断は、あなたに委ゆだねておられます。 私はすべて真実を書こうとしております。 これからしばらくの間、あなたの心に働きかける神の御声を聞きながら、私に起こった信仰のリバイバルのお話をお聞きいただきたいと思っております。 人はこのようなことを奇跡と呼ぶのでしょうけれども、私にとってはごく自然なことなのです。なぜならこれは、愛する神様と私との、個人的な愛に関するお話だからです。 このお話を、愛する神様におささげ致します。 すべての栄光が、神様、あなたにありますように。 --イーグレープ
著者について
2007年10月15日、半年間うつ病を患っていた 夫が亡くなる。その時の精神的ショックがきっかけ となって、自身もうつ病になり、数年間その病に苦 しむ。 2010年の元旦礼拝の際に、「私の体をすべてお ささげ致します。どうぞお使い下さい」と神に対し て献身の意を表明したところ、「本を書きなさい」 と、神からの指令を受けた。神から与えられたこと ばを、そのまま書き記し、その時に見せられた本の 色、デザインをそのまま再現して作成した本が、本 書である。 著書には、『天上の青 Heavenly Blue ―空の上 のあなたへ―』(イーグレープ刊)がある。 夫の死を信仰によって受け容れていく家族の記録 と、同じ苦しみの中にある人への、決して「一人で 逝ってはいけません」との切実なメッセージ。