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ドラマティック・ゴッド

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ドラマティック・ゴッド

― 三浦綾子さんとの出会いから ―
B6版 並製 / 72頁 著者 長谷川与志充(はせがわ よしみつ)
定価500円(税別) ISBN4-264-02375-0 C0016



「はじめに」より
「神様とは、一体どのようなお方なのでしょうか?」
もし誰かにこのように尋ねられたら、皆さんはどのようにお答えになられるでしょうか。
「神様は創造者です。」「神様は聖であり義です。」「神様は愛です。」
どれも全く正しい答えですが、私はこの神様との二十数年の歩みを振り返ってみる時に、全く別の、実にユニークなある英語のフレーズが私の脳裏に浮かんで来るのです。
「ドラマティック・ゴッド(Dramatic God)」
 この言葉をわかりやすく日本語で表現するなら、次のようになるでしょう。
「神様とは、実にドラマチック(劇的)な方です。」
これこそ私が神様というお方を紹介する時に用いたい、最もふさわしいフレーズなのです。

 ある片田舎に生まれた一人の少年が、六年間もの「いじめ」という生き地獄をくぐり抜け、そこから解放されたのも束の間「生きることの難しさ」という別の生き地獄に陥ってしまったものの、三浦綾子さんの「塩狩峠」という小説を通して中学三年生の時イエス・キリストによる「救い」を体験し、大学入学のため上京し、学内でのクリスチャンとの出会いから教会に導かれて「受洗」し、その後三浦綾子さんとの出会いなどを通してフルタイム奉仕者としての「献身」に導かれ、その後故郷の岩手県で「牧師」として八年間奉仕し、二〇〇一年からは再び上京して開拓伝道と共に「三浦綾子読書会」を立ち上げ、読書会の「全国展開、二本の演劇上演」を成功させ、その後読書会の「大赤字からの復興、さらなる拡大と国際化への道」を達成するようになるとは、一体誰が予想することができたでしょうか。
この書を読んだ方々が「ドラマティック・ゴッド」に人生のすべてをおゆだねし、実にドラマチックな人生を体験される一助となるならば、著者としてこれに勝る幸いはありません。「ドラマティック・ゴッド」の祝福が皆様の上に豊かにありますように。

―目次―
主題聖句
、推薦のことば 三浦光世
三、はじめに

四、イエス・キリストとの出会い
五、人生の使命との出会い
六、三浦綾子読書会との出会い
七、おわりに