カルト・異端問題研究の第一人者であるウィリアム・ウッドが取り次ぐ100のメッセージ。時事問題に絡めてあるため、今読むと何かタイムスリップをしたような不思議な心境に。と同時に、信仰を持っている者は、どのような出来事にも神の目的を見、希望を見出すことができるということを強く思わせられる一冊。
著者紹介
ウィリアム・ウッド
1956年、米国ウィスコンシン州に生まれる。
テキサス州のクライスト・フォー・ザー・ネイションズを卒業後、1976年に宣教師として来日。1988年、カルト（危険な宗教団体）問題で困っている人々を助ける団体として、「真理のみことば伝道協会」を設立。001年、ルーサー・ライス神学校（米国ジョージア州）より牧会学博士号（D.Min）を取得。「カルト研究リハビリ・センター」建設。現在、真理のみことば伝道協会の代表を務める傍ら、サンライズ・クリスチャン・センターみさと吉川教会の協力牧師として働いている。
著書『教会がカルト化するとき』、『「セカンドチャンス」は本当にあるのか』、『エホバの証人への伝道ハンドブック』、『モルモン教とキリスト教』（以上、いのちのことば社）、『エホバの証人 マインド・コントロールの実態』（三一書房）、『日本語にチャレンジ！』（朝日新聞出版）、その他、多数。
1980年、日本人女性と結婚。3児の父。
目次
はじめに
1 人間の遺伝子の不思議
2 タイタニック号の悲劇と教訓
3 ある被爆者の証し
4 『命』
5 「レッツ・ロール」
6 ある宣教師の究極的な犠牲
7 小さな親切
8 「なんでだろう」
9 クロス・ステッチのような人生
10 マリヤの歌った大逆転劇
11 豊かな人生とは
12 世界最大の出来事
13 不滅なる聖書
14 宗教はどれでも良いのか
15 造り主なる神
16 人間は偶然の産物か
17 太陽が消えた日
18 プライド
19 醜い心
20 原爆よりも恐ろしいもの
21 私たちのための十字架
22 赦された囚人
23 罪の重荷
24 救いは神のくださる賜物
25 神のあふれるばかりの恵み
26 水戸黄門とイエス・キリスト
27 『ベン・ハー』を生み出したイースターの力
28 ダウン症の子供の信仰
29 共におられるイエス様
30 どのように祈れば良いか
31 祈りを聞かれる天のお父様
32 ヤベツの祈り
33 神の御手の中にある鉛筆
34 「私には使命がある」
35 「人間のクズでも大丈夫だ」
36 チャーリー・ブラウン症候群
37 ノックダウンされても、ノックアウトされない
38 『今日はパンツの日」
39 もしも、我が家で九官鳥を飼ったら
40 「あなたもすっきりやせられます
41 中年女性の危機
42 「アイムオーケー、ユアオーケー」
43 汝の敵を愛せよ
44 愛はすべてを信じる
45 アブラハムの信仰
46 理想的な父親の姿
47 史上最初の結婚式
48 その健康の時も、病の時も
49 『永遠の抱擁』
50 ある老人のラブ・レター
51 きよしこの夜
52 クリスマスのルーツ
53 神が人間となられた日
54 クリスマスの奥義
55 キリストの上着
56 真理とは何か
57 今日も続くホロコースト
58 「イット」と呼ばれた子供
59 毛沢東教
60 オウムとハルマゲドン
61 人権問題を考える
62 パワー・ボール・フィーバー
63 ロックフェラーも経験した神の救い
64 山をも動かす信仰
65 『平和の家』と『平和の君』
66 「あなたの心はどれくらい大きいですか」
67 一人の人間の価値
68 驚くべき愛
69 雀にも目を留めてくださる神
70 何も思い煩うな
71 失望してはならない
72 「空の鳥を見なさい」
73 「恐れるな」
74 アンデス山脈での奇跡
75 試練の中に隠される神の恵み
76 夢を追い求める人生
77 神の栄光を現す人間
78 「ミス青森」の心のエステティック
79 「お母さん、神様の肌は何色？」
80 戦争を阻止できる児童書
81 さばくなかれ
82 言葉の力
83 『死なない薬』
84 真の希望
85 「こいつは大物だ」
86 最高の名前は？
87 聖人か罪人か
88 私も殺人犯？
89 本当の自由とは
90 富の惑わし
91 データー・オーバーロードで苦しむ人々
92 「バウンダリーズ」
93 驚かされた手紙
94 アルツハイマーになった母
95 「万能細胞」は本当に万能か
96 どんな難病にも効く薬
97 「それから、どうするのですか」
98 天の故郷
99 老後の不安
100 「最上のわざ」
おわりに
