推薦のことば
カーナビやスマートフォンを使えば、私達は目的地や探している店を簡単に見つけることができるようになりました。しかし、結婚相手や就職、さらに大きな自分の人生における神の御心を知るには、どうしたらいいのでしょうか。
祈って適当に聖書を開き、最初に目に留まった聖句を神の導きの根拠にしたり、夢や偶然の出会いから神の御心を確信するのはふさわしい方法なのでしょうか。あるいは、目まぐるしく変化する社会の中にあって、神の御心を知るなどということはナンセンスなのでしょうか。
この小冊子において、著者のデニス・レーン師は、使徒の働きの10章に基づいて、神の導きを知るための10の原則を解き明かします。この小冊子が、皆さんの「主と共に歩む」歩みをさらに確かにし、先が見えない時代にあっても、主に従う喜びに満ちた歩みへと進ませてくださることを願いつつ。
OMF日本委員会総主事
菅家庄一郎
デニス・レーン師について
英国国教会牧師として奉仕した後、1960年OMFの宣教師となりマレーシアで6年間奉仕する。1966年シンガポールのOMF国際本部での働きに移り、宣教師派遣国委員会を充実・発展させる働きをした。
1970年からは宣教地局局長(副総裁)としてOMF内のすべての宣教地の活動の責任を取ることとなる。1982年からは、宣教師派遣国長としての責任を担う。その間、東アジア諸国で宣教大会などの説教者として用いられる。特に、韓国では10年以上説教者セミナーの講師として韓国の牧師の間で用いられる。
著書に、Preach the Word, The Cloud and Silver Lining, A Man and his God,など多数。奥様のジューンさんとの間に2男1女がいる。1987年にOMFを引退し、現在は英国在住。